鼻炎に似た病気
鼻中隔弯曲症
鼻中隔とは、鼻のまん中で二つに分かれている部分で、軟骨と薄い骨で出来ています。この鼻中隔がまっすぐではなく曲がったり、突き出しているために、不都合が生じるのを鼻中隔弯曲症といいます。
鼻中隔弯曲症は動物に起こる事がなく、人間特有の病気とされています。人間には、他の動物よりも発達して重い脳があり、鼻中隔が、脳の重みに押されて前方に突き出したり、曲がってしまうと考えられています。
日本人で鼻中隔弯曲の症状がある人は、軽度の場合も含めると、成人の9割が症状が現れているとされています。ただ、脳が未発達の子どもには、症状が現れる事は少ないとされています。
一般に鼻の高い人は、鼻中隔弯曲症の症状が現れやすく、鼻筋が表面からみても曲がっている人もいます。脳の重さによるものがほとんどですが、鼻を殴られた場合や、強くぶつけてしまった場合など、外傷が原因で鼻中隔弯曲症によることもあります。
鼻中隔弯曲症は、軽度であれば特に不便はありませんが、重度の場合、鼻中隔の周辺の粘膜が厚くなってきて、症状があらわれます。鼻中隔弯曲症の症状は、曲がった側の鼻腔は骨がはみ出ている分狭いため、空気の通りが悪くて鼻づまりが起こしやすくなります。普段は鼻づまりの症状が無くても、鼻が炎症を起こして粘膜がはれてしまうと、鼻づまりの症状が悪化しやすいです。
鼻中隔が曲がっていると、蓄膿症になりやすく、治りにくいので、早めに治療するのがいいでしょう。
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